令和４年度「新しい林業」に向けた林業経営育成対策のうち林業労働災害撲滅研修活動レポート（熊本後期） | 森林環境リアライズ

令和４年度「新しい林業」に向けた林業経営育成対策のうち林業労働災害撲滅研修活動レポート（熊本後期）

トップページ>令和４年度「新しい林業」に向けた林業経営育成対策のうち林業労働災害撲滅研修
活動レポート（熊本後期）

　

熊本県後期研修活動レポート　2022年8月25日（木）～26日（金）

熊本県及び熊本県森林組合連合会の後援を受けて熊本県林業研究・研修センターで後期２日間の研修会を開催しました。

気温32度の残暑のなか、3名がコロナウイルス感染症の影響から欠席し、8名の研修生と熊本県担当者と講師陣が集い実施しました。

８月25日（木曜日）熊本県林業研究・研修センター実習棟の軒下の日陰で、後期伐木実習を行いました。

成果発表 — 実習：後期研修の初日は、１か月間の自己練習期間の成果発表として指定した伐木方向や受け口の角度、つるの幅・高さを目標に伐木して、その精度を確認しました。

課題解決 — 実習：１か月間の自己練習期間の成果確認後は、Ａ・Ｂグループごとに自身の課題について、講師や他の研修生からのアドバイスを受けて課題解決に取り組みました。

受け口作成 — 実習：多くの研修生は、伐木方向の精度に不安を抱えることから、受け口の作成についてポイントごとにチェックして、伐倒方向の精度を向上させるように自己練習しました。

自己練習 — 実習：自己練習では、一人ひとり受け口を作成して追い口を伐ったら、受け口角度、つるの幅・高さなどをその都度計測確認して伐木訓練を繰り返して行いました。

伐木技術指導 — 実習：後期初日の午後は、伐木技術指導方法について、研修を行いました。まずは、原田講師と高野講師が自身で行っている指導のポイントを伐木工程ごとに説明しました。その後、ポイントに配慮した伐木実習を行いました。

講師説明 — 実習：原田講師と高野講師の伐木指導のポイント説明

８月２６日（金曜日）熊本県林業研究・研修センター会議室で、自己練習期間の安全対策の取り組み発表や、今後の伐木技術向上の取り組み、並びに前後期４日間のまとめとして「林業安全ゲーム」を行って、安全作業について再確認しました。

取組発表 — 実習：自己練習期間の安全対策の取り組み発表を行って情報の共有をはかりました。

講師説明 — 実習：今後の伐木技能訓練や指導に伴うコーティング技術および安全衛生装備・装置に関する取り組みついて、自身の課題解決策に時間軸を持たせた練習プランを作成して、その情報の共有をはかりました。