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令和4年度「新しい林業」に向けた林業経営育成対策のうち林業労働災害撲滅研修活動レポート(広島後期)

 

広島県後期研修活動レポート 2022年9月27日(火)~28日(水)






後期実習前
実習:後期研修の初日は1か月間の自己練習期間の成果発表を行います。
発表前に前期研修の振り返りと、伐木の指定寸法(伐木方向・受け口角度・つるの幅・高さ)を指示します。
指示された指定寸法を目標に伐木して、その精度を確認します。



課題解決
実習:1か月間の自己練習期間の成果確認後は、A・Bグループごとに自身の課題について、講師や他の研修生からのアドバイスを受けて課題解決に取り組みました。



反復練習
実習:グループごとに研修の目標(伐木方向の精度向上やつる幅・高さの均一化など)を決めて、仲間内でアドバイスを行いながら課題解決を目指して伐木を繰り返します。



精度向上
実習:伐木方向の精度を向上させるためには、ガンマークを使い絵合線の直角方向を15m先の目標に合わせます。
受け口の下切りが低い場合には、苦労した体制で伐木方向を合わせる研修生も多くいます。



実習成果
実習:伐木を繰り返し行う練習で、きれいな受け口と絵合線、正しいつる幅・高さ、水平な追い口を伐ることが出来るようになり、伐木方向の精度向上と安全な伐木作業ができるようになります。



情報共有
実習:後期初日の実習の最後は、色々なパターンの研修生をイメージしていただき、その研修生の指導方法について検討・発表するワークショップを行って、伐木指導方法についての情報の共有を行います。




ワークショップ
実習:自己練習期間の安全対策の取り組み発表のあと、これからの伐木技術向上の取り組みについて、ワークショップを行って情報の共有をはかりました。



安全ゲーム
実習:研修の最後は、林業安全ゲームを使って、安全な伐木作業手順やチェーンソーの維持管理、労働安全衛生活動などについて振り返りを行いました。